Cuonは、2010年創業以来、Ruby World Conference※1 への支援などRuby※2 の普及・啓蒙及びコミュニティの発展に尽力するとともに多くのお客様のプロジェクト・サービス開発にRuby専業開発会社として事業を展開しています。
- 課題
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Cuonが運営しているキャンペーンサイトは、従来他社のサービスを利用して環境を構築していました。
システムの特性上、キャンペーン・イベントによりトラフィックが急激に増減するため、システムの構成変更に柔軟に対処できるインフラ環境が求められており、かつサイト運営はクライアントの満足度に直結するため、信頼性の高いサイトを構築する必要がありました。
また、運用業務が多岐にわたっていることや、コストの把握がしづらいといった課題もお持ちでした。
- 解決したこと
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同社はシステム基盤の移転先を様々な利点からアマゾン ウェブサービス(AWS)に決定しました。構築を行う上で、CuonとBeeXがパートナーとなり、SI/業務システムソリューション、Web開発・プロモーションなど企画から開発・インフラの構築まで一貫して対応を行いました。
AWSに移行したことで、急激なトラフィック増に対処できる堅牢なネットワーク、およびインフラ環境を柔軟に変更できる環境を構築することができ、サイトの信頼性を向上することができました。 あわせて、クラウドライセンスと運用を一元提供するサービスパッケージ「BeeXPlus」をご採用いただくことで、トラブル発生時の対応相談やイベントの一元管理が可能となりました。
同じサービスコンソール上からAWS利用料の詳細な把握が可能となり、継続的なコスト削減提案をBeeXから行うことも可能となりました。
構成図
「BeeXPlus」は、AWSのライセンス販売・アカウント発行・管理、テクニカルサポートのみならず、監視サービスやセキュリティサービスなどクラウドを安心/安全に利用するサービスをパッケージ化して提供するサービスです。
キャンペーンを発信する際に必ずインフラの環境は必要となります。またトラフィックの増加に備え、柔軟かつ、すぐに利用できるシステムの構築が必要です。
BeeXでは、「マネージドサービスプロバイダーパートナープログラム(MSP)」「AWS移行コンピテンシー」などの認定取得に加え、数多くの基幹、業務システムのクラウド移行、運用、保守に携わっている技術力を生かして今後もサポートしてまいります。
株式会社Cuon
Cuonとは久遠、仏教用語で『永遠』を意味します。 人々の技術発展への願いは過去から未来にかけて永遠に続いています。 また、会社を継続させることも顧客・社会に対して、1つの貢献の形と考えています。 そうした『永遠』の願いに対する思いに答えるのが我々Cuonのミッションです。
【参考情報】
※1 Ruby World Conference
Rubyの最新事例や技術動向を共有するため多くのエンジニアやエンドユーザが参加する国際的なカンファレンスである。年1回島根県で開催され2023年11月には第15回目を開催。Rubyの更なる普及・発展に向けた活発な議論が行われた。
※2 Ruby
まつもとゆきひろ氏により開発されたオブジェクト指向スクリプト言語であり、日本で開発されたプログラミング言語としては初めて国際規格に認証された言語である。「ストレスなくプログラミングを楽しむことである(enjoy programming)」の設計思想のもと多くのウェブサービスに採用されている。
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