組織の枠を超えた活動ができるよう、BeeXを選択
私のキャリアはERPパッケージベンダーからスタートしました。当時からBASISに携わり、大手コンサルファーム、独立系ITコンサルティング企業を経てBeeXは4社目です。BeeXはお客様への訴求ポイントや提供できる価値が非常に明確で、会社の方向性にブレがありません。またBASISより深いクラウドなどのインフラ領域に関わるエキスパートが非常に多く、自分が合流することでさまざまな知見を相互交換できるのではないかと考えました。
ただし前職に不満があったから転職したわけではありません。入社後最初のプロジェクトは前の会社との協業で行ったほどです。現在私が取り組んでいるBI領域について、前の会社は経営管理に必要な情報を整えて見せることに長け、BeeXはその土台のプラットフォーム構築に長けています。両者の良いところをうまくお客様に提供できればと思い、組織の枠を超えた活動をしたくて転職を決意しました。
それぞれの得意分野を活かし、検証環境を構築できる
BeeXでクラウド環境を体験して、改めてメリットを感じたのはスピード感です。高難度のタスクを予定より早めに完了できれば技術者としての満足感があり、組織として評価してもらえるうれしさも感じます。追加でご依頼いただくなど、お客様とのお付き合いが長く深くなるほど「この仕事をしてよかった」と思います。
以前は導入までしか携われなかった作業について、BeeXでは運用部門に引き継ぐところまで関わることができました。知らない領域で悩みがあれば、深く相談できるメンバーが必ず近くにいます。それぞれの得意な分野を持ち寄って、良い具合に組織が成り立っているのではないでしょうか。
検証環境が恵まれているのもBeeXの特徴です。試したいサービスや実装について、私はシステムは作れるのですが、コンテンツやアプリケーション実装はその分野が得意なメンバーに協力を仰いでいます。逆にシステムで困っているメンバーがいれば私が助けることもあります。興味を持った環境を自分たちで作り上げられるのは技術者にとって魅力です。
SAPにこだわらないBI領域の開発をスタートさせた
今後私が進めていきたいのは、BI領域のサービスをクラウド上で展開させる事業です。必ずしもSAPにこだわらない組み合わせを模索する、私にとっても新しいチャレンジです。2018年春からはBIに強いメンバーを入れて具体的にチームとして動き始めました。今回の人材募集でも業務分析や統計解析に興味がある方、クラウドベースでBIを実現させたい方とご縁ができたらいいですね。
BeeXでは、技術のスペシャリストが揃っていると同時に「お客様志向」を非常に重視します。このBI領域チャレンジの最終目標は、多くのお客様に共通する悩みを抽出し、サービスパッケージのような「仕組み」を提供すること。現場のご要望に応え、一緒にアイデアを出し合いながら前に進むメンバーと会えるのを楽しみにしています。
※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。
今のお仕事
直近までオンプレミス環境からパブリッククラウド(IaaS)環境への移行を前提に、SAP社のBI製品のアップグレードプロジェクトに参画していました。具体的には、従来のSAP製品から最新のSAP HANAを採用した最新のBI環境(SAP BW on HANA)への移行作業を、アプリケーションチームと連携しながら、移行作業の主担当として従事しました。移行後はアプリケーション面の課題対応を支援しており、一般的なSAP基盤技術(BASIS)よりも上のクロスアプリケーションレイヤまで対応しています。
また、かなり古いバージョンのBW製品のアップグレード技術支援やその他のBIソリューションについても、個別に技術サポートを行っています。