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2017/7/5追記:AWS対応版のホワイトペーパーを公開しました。こちらからどうぞ。
S/4HANAを導入検討するにあたって、検討プロジェクトを立ち上げる前に、ちょっと実機で触ってみたいという現場担当者の声は大変多いです。
本Blogを訪れる方は、SAPの稼働基盤を担当するBASIS(ベーシス)コンサルタントや運用担当者の方が多いかと思いますが、いざ触ろうとしてもライセンスがない、HANAを動かせる大容量のメモリーを搭載したお試し環境がないという現実に直面します。それらの課題を解決するためにSAP社が数年前からパブリッククラウド上で展開しているのが、通称現場でカル(CAL)と呼ばれる Cloud Appliance Library です。
CALを一言で言うと、SAPのサイト上にある最新SAP製品が稼働するシステムのカタログから選ぶだけで、あっと言うまでにパブリッククラウド上に環境を自動作成してくれます。評価用の最新SAP製品のライセンス、仮想マシンの利用料等全て含まれており、さらに環境によっては評価用のデータやサンプルアプリケーションも搭載済なので、至れり尽くせりです。
年初にMicrosoft Azure上でHANA対応のインスタンスGシリーズが提供されておりました。ちょうどCALがAzure対応しておりましたので、Azure上にS/4HANA検証環境を構築してみた結果をホワイトペーパーとしてまとめました。
かなり細かく書きましたので、S/4HANAを立ち上げてログオンするまで、ユーザ様でも対応可能かと思います。
ホワイトペーパーは下記からダウンロード可能です。
最後になりましたが、今回ホワイトペーパー執筆の機会を賜りました日本マイクロソフト様には心からお礼申し上げます。
Have Fun!