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Adobe Flash Playerの終焉
長きにわたって使われてきたAdobe Flashが、2020年12月31日でサポート切れとなり、2021年1月12日よりコンテンツ表示ブロックがされるようになりました。
それに伴い、各種ブラウザでのFlash環境の動作ができなくなっております。
SAP Java環境においても、「システム概要」ページが、Adobe Flashベースで作成されており、対応をしていないとページ詳細が表示できない状態となります。
例えば、Solution ManagerやAdobe Document Service (ADS)など。
皆様の環境は、Adobe Flashベース表示からの切り替え対応は終了していますでしょうか。
未対応の場合は、このようにAdobe Flashと、「サポートは終了しました」という悲しいアナウンスが表示されます。
SAPでも下記SAP Note類でアナウンスをしております。
3013115 – Flash Player deprecated – when and where are the new implementations of Netweaver Administrator applications
2981308 – New implementation of Flash based NWA Applications
2985408 – New implementation of NWA System Overview (as of Jun/16/2021 パッチへのリンクあり)
2477654 – Deprecation of embedded flash content in browsers affecting System Overview in NWA
サーバだから、Adobe Flash関係ないと思っていたら、思わぬ落とし穴でした。
SAPサポートライフサイクルの関係から、NetWeaver Application Server Java 7.5のみのパッチ提供となっております。
皆様の環境は、どのようになっていますでしょうか。
今一度、ご確認の上、今後の対応方針の検討いただければ幸いです。
注:SAP Java環境においては、現在7.50以外のバージョンのサポートをしておりません。それ以前のバージョンは、延長サポートも切れている関係から、パッチの提供予定もないようです。
詳しくは、こちらのBlog記事を参照ください。
(サポート対象外:NetWeaver 7.0x, 7.1x, 7.2x, 7.3x, 7.40)
注:該当パッケージとサポートSPは、LM NWA BASIS APPS 7.50 SP18以降となります。
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