Service
エンタープライズアプリ開発とクラウドネイティブアプリ開発
エンタープライズアプリ開発では、要件定義から設計、開発、実装、テスト、運用まで各工程を段階的に実施していくウォーターフォール開発手法による開発が主流でした。
現在、DXを効果的に推進する上で、顧客や事業部門からの要求に対して迅速かつ柔軟に対応することができるアジャイル開発を用いたクラウドネイティブアプリ開発のニーズが高まっています。
クラウドネイティブアプリとは
AWSなどのクラウド上のサービス利用を前提にマイクロサービス化されたアプリケーションで、サーバレスアーキテクチャやコンテナサービスを活用することにより、柔軟かつ迅速なアプリケーション開発を実現します。
またアプリケーション基盤としてマネージドサービスを採用することは、従来に比べ運用負荷を軽減することに繋がります。
クラウドネイティブアプリ開発のポイント
サーバレスアーキテクチャ
AWSなどのクラウドベンダーが提供するサービス(AWS Lambdaなど)を組み合わせてアーキテクチャを組み立てます。
これらのサービスは負荷に応じて柔軟に拡張されるため、リソースを効率的に利用することができ、またサーバを意識せずにアプリケーションを開発・デプロイすることができるため、運用負荷を低減することが可能になります。
コンテナ
コンテナアーキテクチャ上にアプリケーション、実行環境、ライブラリなどをパッケージ化することで、サーバ環境から分離することができ、複数の環境での可搬性を確保します。
また、負荷に応じて、コンテナを増減させることでスケーラブルな運用を可能とします。
マイクロサービス
アプリケーションをサービスごとに独立したモジュールとして実装し、互いにAPIを通じて呼び出す疎結合な構成を実現します。
マイクロサービス化することにより、サービスごとに独立して開発、テストすることができ、部分的なアップデートなど、迅速に対応することが可能となります。
CI/CD
CI/CDツールを使用することで、ビルドやテスト、デプロイに自動化を組み込みます。
開発プロセスを自動化することにより、リリースを高速化すると共に品質を担保することができるようになります。
アジャイル開発
開発する機能の優先付けを行い、機能ごとに設計、開発、テスト、デプロイといった開発サイクルを小さく何度も繰り返していき、システムを開発する開発手法です。
ユーザのフィードバックをプロダクトに反映しながら開発することができ、仕様変更や不具合修正などに柔軟に対応することが可能となります。
BeeXの特徴
クラウドネイティブなアプリケーション開発を行う上で、BeeXでは共創型でのアジャイル開発に力を入れています。
クラウド専業ならではのAWSを中心としたクラウドに精通したプロフェッショナルがお客様のアプリケーション開発をフルリモート環境でもご支援可能です。
クラウドサービスに対する強み
- AWSを中心としたパブリッククラウドに関する構築実績、ノウハウの活用
- サーバレス、コンテナ特性を生かしたアーキテクチャ設計
- AWSを中心としたクラウドベンダーとの綿密な連携
アジャイル開発手法を取り入れたプロジェクト推進
- ツール活用によりお客様要望を可視化・開発優先度を決めながらリリース
- 短いリリースサイクルでのサービスリリース
- 顧客・事業部門からの要求への柔軟な対応