先週金曜日(7/21)に六本木ANAインターコンチネンタル東京で開催された「TerraSky Day 2017」。昨年、一昨年に続き第3回目となるテラスカイのプライベートイベントで、テラスカイグループの一員である弊社もブース出展していました。今年のテーマは「デジタル・トランスフォーメーションに備えよ」です。
キーノート開催前にテラスカイのジェイソンさんによるオープニングセッションがありました
オープニング・セッション
テーマは「未来を作るこどもたちの教育」、早朝から沢山の方がお見えになられていました。
キーワードのまとめ
子供達に4つの力を持って欲しいと願っている。
考えるチカラ
粘るチカラ
疑うチカラ
伝えるチカラ(コミュニケーション力)
日本人は「粘るチカラ」が特に優れているそうでここが強みとのこと。粘るチカラは英語で”Grit”、語感がいいですね。会場が暖まったところで、いよいよKeynote「デジタル・トランスフォーメーションに備えよ」のスタートです。
Keynote
今回のKeynoteは1時間45分の大枠で、かつ途中ご来賓のスピーチがたくさん入りました。内容が多岐にわたりますので、本記事では弊社目線で特にお伝えしたい点に絞ってFeedbackします。(タイトルに「BeeX流」がついているのはそのためです。)
株式会社テラスカイは沢山の企業に出資していますが、弊社BeeXもそのうちの1社となり、テラスカイグループの一員として、クラウド導入効果の最大化のために、その一翼を担っております。
デジタル・トランスフォーメーションとは
「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でよりよい方向に変化する」という意味で、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱したのが最初です。
働き方改革
Keynoteは3つの軸から成り立っていましたが、一つ目が働き方改革です。
総務省今川様をお迎えして、働き方改革の観点でテレワークの最新状況とその取り組みの話がありました。
テレワークとは
一言で言うと「ICTを活用し、時間や場所を有効に活用できる働き方」です。
テレワークを導入する目的に「生産性の向上」を掲げる企業が増加傾向とのことで、テレワーク導入済の一社当りの労働生産性は1.6倍だそうです。一方でテレワークを導入している企業は全体の13.3%ということで、これからですね。 続いて7/24に実施された「テレワーク・デイ」の紹介がありました。
弊社ニュース「本日BeeXは『テレワーク・デイ』に参加しています」にもある通り、BeeXも参加しておりました。
テレワーク・デイとは
2020 年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた、働き方改革を目指す政府主導の取組みです。ラッシュアワーとなる時間を避けた出社や在宅勤務などにより、交通混雑の緩和やワークライフバランスの改善などを促進します。
キーワードのまとめ
働き方改革=生産性改革
移動時間の短縮、時間の有効活用
テレワーク、モバイルワーク、コワーク
これらはクラウドのチカラを無くして、容易に実現することはない。
ポストモダンERP
二つ目の軸がこちら、弊社も注力しているテーマになります。
ポストモダンERPとはについては、弊社HPを参照いただければと思います。
デジタルトランスフォーメーション実現のために、最近話題になっているキーワードが「Lift and Shift」です。
「Lift and Shift」とは、自社のシステムをまずはそのままクラウドに上げて(Lift)、その後にクラウドパワーを活かしてシステムを進化・拡張していく(Shift) というアプローチを指します。今回はその先駆者として弊社のお客様でもあるAGC旭硝子 伊藤様がゲストとして登壇されました
「クラウド導入までの道のり」と題して、自社の取り組みのご紹介がありました。
詳細はここでは割愛しますが、弊社HPにある事例紹介をご覧下さい。
AGC旭硝子様ではAWS上に既に500インスタンス以上稼働されており、弊社はその基盤の構築と運用支援をご担当させて頂いております。
冒頭でAGC旭硝子様の会社紹介がありました。世界中のありとあらゆるところでAGC様のガラスが利用されています。ちなみにスライドにスカイツリーがありますが、こちらでも使われているとのこと。
スカイツリーに行かれた方はきっと記憶に残っているガラスです。
詳細はAGC旭硝子様のHPを是非ご覧下さい。
「634m。日本の技術と心意気。世界に誇るシンボルタワーとAGC」
最後の軸が「IoT」ですが、こちらは本当に盛りだくさんで、話題性のあるトピックも沢山ありましたが、今回の記事から割愛させて頂きました。
おまけ
今回出展した弊社のブースはこちら。AGC旭硝子様はじめ弊社のお客様事例と弊社のサービスメニューをご紹介しておりました。
お立ち寄り頂いた方におかれましては、この場を借りて御礼申し上げます。