2024年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
この度の能登半島地震により被災された皆さま、ならびに関係者の皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。皆さまの安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
2023年も多くの変化がおきた年となりました。3年以上にわたって猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は落ち着きを見せ、日常を取り戻すことができた一方で、世界に目を向けてみると、ウクライナ情勢に続き、パレスチナでも武力衝突が起きるなど緊迫した状況が続いています。さらに「地球沸騰化」ともいわれる異常気象や自然災害の発生、経済面ではインフレなど、コロナ禍とは異なる不確実性を感じた年となりました。
テクノロジー面でみますと、生成AIが一般社会でも広く認知され活用されるなど、AIなどのテクノロジーの進化や、今までにない速度での浸透に目がはなせない1年となりました。
2023年は、不確実性に対応するため、ここ数年DXというキーワードのもとに「効率化」を中心に実施されてきた変革を、AIなどのテクノロジーを本格的に活用し、「デジタルビジネスの実現」「デジタルイノベーションの実現」へ大きく舵をきる起点となる年と感じております。
この実現には、効率化を中心とした取り組みとは違い、様々な知見・専門性をもつ人間が集まり互いに尊重しながら「共創」していく新たなエコシステムづくりが重要です。昨年、私達は得意とする基幹システムのモダナイズ化に加えて、新たなエコシステムづくりの挑戦として、様々な内製化支援を実施していまりました。その取り組みが少しづつ実になりつつあると実感しています。
本年も新たな価値創造を、お客様やビジネスパートナー様と共創できる真のパートナーとなるべく、社員一人ひとりが成長できる環境を強化し、今までの常識や制約にとらわれない先進テクノロジーを活用したお客様のビジネスモデル創出に挑戦し続けていく所存です。
本年も引き続きご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
株式会社BeeX
代表取締役社長 広木 太