S/4HANA モダナイゼーション RISE with SAP ソリューション

Service

「クラウドで加速するシームレスなビジネス変革」

BeeXの「RISE with SAPソリューション」は、RISE with SAPの導入から運用までをトータルにサポートする包括的なソリューションです。

RISE  with SAPの中核を担う「SAP S/4HANA Cloud Private Edition」(通称:PCE)への移行を支援するBASISサービスと、システム運用を効率化するシステム運用サービス(MSP)、さらに周辺システムとの連携をスムーズに実現する周辺サービスの3つの柱で構成されています。

RISE  with SAP導入/移行に不安がある企業でも、BeeXの豊富な経験と専門性により、安心して導入・運用を実現できます。SAPシステム運用の効率化と最適化を通じて、お客様のビジネス価値の向上と競争力の強化を支援します。


BeeXのRISE with SAPソリューションとは

  • RISE with SAP BASISサービス

    PCE移行を成功へと導く、BeeX独自のアセスメントと専門的な技術支援サービスです。

  • RISE with SAP 運用サービス(MSP)

    クラウド環境の作業代行や障害原因調査などの稼働支援を提供します

  • RISE with SAP 周辺サービス

    基幹システムに不可欠なジョブ等の各基盤を、PCE環境に最適な形で構築・運用するサービスです。 ※メニューは準備中です

このようなお客様におすすめです

  • RISE with SAPの導入/移行を検討しているお客様
  • RISE with SAPの導入/移行プロジェクトを開始予定のお客様
  • RISE with SAPの運用に課題をお持ちのお客様

デジタルトランスフォーメーション時代において、RISE with SAPへの移行は、インテリジェントで持続可能な企業への進化を実現する重要な経営判断です。しかし、その道のりには慎重な検討と準備が必要です。

移行方式の選択から、既存のSAP ECC6.0システムとの整合性確保、業務プロセス改革の実現まで、経営層への投資対効果の説明と、効果的な実行体制の構築が求められます。

BeeXは、豊富な導入実績と体系化された知見により、お客様に最適な移行戦略を提案します。SAP S/4HANA Cloud Private Editionを活用した既存資産の継続利用と戦略的な刷新を組み合わせ、確実な移行を実現。インフラ運用やバージョンアップの負荷軽減、柔軟なライセンス管理など、RISE with SAPならではのメリットを最大限に引き出します。

ハイレベルな要件定義から始まり、実態に即した移行計画の策定、そして確実な実行へと進む効率的な推進方法で、コストとリスクを最適化。クラウドベースの統合ビジネスプロセスによる価値創出に向けて、確かな一歩を踏み出すお手伝いをいたします

RISE with SAP とは?

将来を見据えたビジネスを支援するクラウド ERP ソリューション

rise with sap
※https://www.voquzlabs.comより画像を引用

RISE with SAPは、オンプレミスのSAP ERPシステムをクラウドへ移行し、ビジネスプロセスの最新化とクラウドの俊敏性向上を実現するサービスです。

その中核となクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud Private Edition」は、SAP社がグローバル標準のアーキテクチャ上で提供する環境で、インフラやデータベース、ベーシス領域の管理をはじめ、セキュリティパッチ適用やバージョンアップもサービス範囲に含まれています。

さらに、クリーンコアによる柔軟な機能拡張や業務プロセスの標準化を支援する付帯サービスを通じて、ビジネスとシステムの進化を後押しします。

RISE with SAPのBASIS作業の役割と分担の概要

RISE with SAPのBASIS作業の役割と分担の概要

RISE with SAP S/4HANA Cloud Private Edition(PCE)のBASIS運用作業は、SAP社が公開している「役割と責任分担(Roles and Responsibilities)」(R&R)で 作業分類、分担、範囲が左記のように定義されています。

R&Rの作業分担、範囲に則ってBASIS作業を実施していくことが前提となります。

詳細はこちらのリンクよりご確認ください。

SAP S/4HANA, and ERP Cloud Services Documentation

RISE with SAP ソリューション詳細

BeeXの「RISE with SAPソリューション」は、クラウドネイティブ時代のERPソリューションであるRISE with SAPの導入から運用までをトータルにサポートする包括的なソリューションです。

その中核を担うSAP S/4HANA Cloud Private Edition(PCE)への移行を支援する「BASISサービス」、クラウド環境とBASIS領域の包括的な運用管理で障害復旧から保守作業までPCE環境の安定運用を実現する「運用サービス(MSP)」、そして業務プロセス全体の効率化を促進する「周辺サービス」の3つの専門サービスで構成されています。

RISE with SAP導入・移行への不安を解消し、確実な導入と安定的な運用を実現する—それがBeeXの豊富な経験と専門性が実現する価値です。SAPシステム運用の効率化と最適化を通じて、お客様のビジネス価値の向上と競争力の強化を支援します。

RISE with SAP BASISサービスメニュー

アセスメント​サービスメニュー

アセスメントサービス
チェックリストサンプル

SAP S/4HANA Cloud Private Edition(PCE)への移行を検討されているお客様に、アセスメントサービスメニューを用意しています。

PCEの制約事項等を整理したBeeX独自のチェックリストを使用し、アセスメントを実施するサービスメニューです。既存環境のPCEへの移行可否を簡易的に評価することができます。

BASIS支援​サービスメニュー

BASIS支援サービスメニュー
BASIS支援サービスメニュー

SAP S/4HANA Cloud Private Edition (PCE)への移行プロジェクトを開始予定のお客様向けに、PCE契約前・契約後の対応フローに合わせたBASIS支援のサービスメニューを用意しています。※下記の番号をご参照ください。

PCEへの移行プロジェクトにおいて、PCE契約前・契約後の対応フローに沿ったBASIS関連の作業および支援をするサービスメニューです。PCEにてお客様担当範囲となるBASIS領域を包括的に支援します。

PCE契約前・契約後の対応フローとBASIS支援サービスメニュー​

①アセスメント

BASIS支援サービスメニュー

・インフラ構想策定
ブラウンフィールドで移行する場合の、全体(ジョブ、 I/F、NW、認証、セキュリティなど)を含めたAs-Is、To-Beを整理し、RISE化、S/4HANA化の 評価をする。

②テクニカルアセスメント準備

BASIS支援サービスメニュー

・ドラフトBOM作成のために必要となる要件定義支援 
・バックアップ要件
・RTO/RPO
・DR環境の要否
・FUE(サイジング、 環境利用計画) 
・移行計画策定
・SSO要件 など
・PCA作業支援
PCA(Partner Cloud  Architect)がドラフトBOM検証等を実施する際に、BeeXが技術的な支援をする。

③テクニカルアセスメント

BASIS支援サービスメニュー

・テクニカルアセスメント支援
[SAP直販のお客様への支援] 
SAP社によるアセスメント 実施、および説明がされる。BeeXはお客様とSAP社の打ち合わせへの同席や、補足説明等の支援を実施。

[リセールのお客様への支援] 
リセールのお客様にてアセスメントを実施する際に、BeeXが打ち合わせ等への 参加や技術的な支援を実施。

④Onboarding​準備

BASIS支援サービスメニュー

・SAP社への提出資料作成のために必要な要件定義支援
・非機能要件定義 
・計画停止 
・言語
・暗号化
・SID など
・インフラ要件定義
・PCE用IPレンジ
・顧客環境への接続オプション(AWS Direct Connect等) 
・DNSオプション
・PCEへのアクセス許可するIPレンジの定義 など
・PCE Online Pre Provisioning Form (PPF)、Connection Questionaireの作成支援

⑤Onboarding~​システムHandOver​

BASIS支援サービスメニュー

・システムHandOverに向けた支援llSAP社とのOnboarding Meetingへの参加
・お客様環境とPCEの接続設定支援
・システムHOまでの間のSAP社とのやり取り、接続確認支援

・(ブラウンフィールドのみ)S/4HANAコンバージョンの実施
・システムコピー
・コンバージョン
・PCE(Migration Server)への移行 など

⑥システムHandOver後初期設定​

BASIS支援サービスメニュー

・PCEに合わせたS/4HANAの各種設計
・クライアント
・移送ルート
・プリンタ、RFC宛先等の調整
・プロファイルパラメータ(RISE標準のセキュリティポリシーを考慮)
・ユーザID体系、CUA、SSO
・ログ保持期間
・Fiori用証明書
・I/Fディレクトリの設計 など
・BASIS初期設定
・設計内容を基にBASIS初期設定を実施。
・(ブラウンフィールドのみ)S/4HANAコンバージョンの実施
・システムコピー
・コンバージョン
・PCE(Migration Server)への移行 など

⑦PCE移行に向けた​設計、設定​

BASIS支援サービスメニュー

・PCEのPJ運用作業
・お客様担当範囲のBASIS作業(ユーザ登録等)、  SAP社担当範囲作業の依頼等を実施。
・PCEのシステム運用設計
・インフラテスト支援
・バックアップリストアテスト
・疎通テスト
・PCE本稼働に向けた説明、引継ぎ
・PCE公開ドキュメントの案内
・SR起票、問い合わせ方法の説明
・PCEセキュリティポリシー  など
・(ブラウンフィールドのみ)S/4HANAコンバージョンの実施
・システムコピー
・コンバージョン
・PCE(Migration Server)への移行 など

運用サービス(MSP)メニュー

システム運用サービス​

障害二次対応

お客様のシステム環境を支える包括的な運用サービスを提供しています。

障害発生時には、SAPインスタンスが稼働している状態での高度な復旧作業や原因調査を実施。また、日々の運用に必要なクラウド環境とBASIS領域における様々な作業にも対応いたします。

提供サービスには、ユーザ管理、システムコピー、プロファイル設定などのBASIS関連作業に加え、ディスク拡張やインスタンスのプラン変更といったクラウド環境の運用も含まれます。

お客様は煩雑な作業分類や前提条件を意識することなく、必要な支援を依頼いただけます。すべての作業は、事前に合意された対応範囲内で、お客様の承認のもとで実施いたします。

システム運用サービス対応範囲

システム運用サービス

システム運用サービスは、お客様のニーズに合わせて柔軟に契約できる形態を採用しています。

契約単位と料金体系:
- 契約単位:月単位で稼働支援時間を契約
- 最小契約単位:10時間/月から
- ご利用料金:お問い合わせください

サービス提供と時間消費:
- サービス提供:障害対応や作業代行などにかかった時間を30分単位で消費
- 時間消費の集計:月末に実績に基づいて集計し、超過分は別途精算

営業時間外・休日の対応:

障害二次対応サービスは、一次対応で復旧できない場合に、ベストエフォートでOSへのログインまでの対応を行います。

作業依頼対応は平日9:30~18:00が基本となりますが、営業時間外や休日も対応可能です。ただし、営業時間外・休日の対応には、別途時間外対応用の消費時間が必要となります。なお、事前に計画された作業(5営業日前まで)については、営業時間外でも通常の消費時間で対応します。

システム運用サービスは、必要なサポートを必要な分だけ利用することで、コスト最適化と運用品質の向上を両立できます。

運用マネジメントサービスとService Delivery Manager(SDM)のご紹介

SDM

運用マネジメントサービスは、お客様のクラウド環境の運用を総合的にサポートし、安定稼働やコスト最適化を実現するサービスです。このサービスの中核を担うのが、Service Delivery Manager(SDM)です。SDMは、お客様のビジネス目標達成と技術的課題解決の両面から支援を行い、長期的なパートナーシップを構築します。

SDMは、カスタマーサクセスとテクニカルエンジニアの役割を兼ね備えた専門家です。テクニカルアカウントマネージャーとしての技術的知識と、カスタマーサクセスマネージャーとしてのビジネス理解を融合させ、お客様に包括的なサポートを提供します。

SDMは運用に関する一元的な窓口となり、効率的な情報共有と調整を行います。さらに、プロアクティブな改善提案や定期的な報告を通じて、お客様の満足度向上と運用の最適化を常に追求します。

運用マネジメントサービス 提供プラン

運用マネジメントサービス対応範囲

運用マネジメントサービスでは、「ベーシックプラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」の3つのプランを提供します。
RISE with SAP運用サービスでは、スタンダードプラン+SAPオプションを基本としご提供いたします。

「スタンダードプラン」は、ベーシックプランのサービスに加えて、クラウド環境に詳しい専任のお客様担当エンジニア(SDM)を配置し、プロアクティブな支援を提供します。担当エンジニアはお客様環境をよく理解した上でサービス提供し、作業依頼の際にはお客様と一緒に最適なソリューションを検討します。また、月次報告会を通じて継続的にコミュニケーションを取り、改善提案なども行
います。

「ベーシックプラン」は、窓口担当者による支援を提供するプランです。担当者はお客様環境を事前に十分に理解していないため、基本的にはお客様からの依頼に基づくディアクティブな対応となります。月次報告会は実施せず、リソース監視データや稼働工数の状況報告のみ行います。

「プレミアムプラン」は、スタンダードプランのサービスに加え、お客様環境固有の要件を踏まえたカスタマイズ性の高い月次報告の作成と報告会の実施によって、お客様のシステム運用をより手厚くサポートします。また、お客様クラウド環境のコスト最適化支援を包括的に支援します。

SR登録(作業依頼)の流れ

SR登録

お客様からの作業依頼は、以下の流れで対応いたします。

・作業依頼・問合せ受領後、作業の前提条件の確認、必要に応じて前提条件の対応や作業対応タイミングの調整を行います。

・依頼いただいた作業内容のSRフォーマットに合わせた詳細な作業レベルまで整理を行った上で、SAP社へSR登録 (タスク実行依頼)し、作業指示を正確且つ円滑に行います。

・また、タスク実行依頼の際に、SAP社との質問対応が発生した場合は的確に対応を行います。

・SAP社のタスク実行後、依頼内容通りの結果となっているかを確認を行い、お客様へ作業終了・結果の報告をします。

RISE with SAP 周辺サービス

周辺サービス

企業の基幹システムに不可欠な周辺システムの構築・運用サービスを提供しています。

SAPシステムの真価を最大限に引き出すためには、様々な周辺システムとの有機的な連携が必要不可欠です。

中でも、業務処理の自動化を担うジョブ基盤、システム間のデータ連携を実現するインターフェース基盤、そしてシステム全体の安定稼働を支える監視基盤は、デジタルトランスフォーメーション時代における企業システムの要となっています。

BeeXの周辺システムサービスは、豊富な経験と実績に基づき、お客様の基幹業務をより柔軟に、より効率的に、そしてより確実に遂行するためのソリューションを提供します。

※詳細メニューは準備中です
※詳細はお問い合わせください。

BeeXが選ばれる理由

BeeXは「SAPシステムとクラウドに精通したエキスパート集団」です

BeeXは世界に先駆けて数多くのSAPシステムをクラウドに移行してきた実績と、S/4HANA導入からクラウド移行・運用まで一貫して提供できる技術力を持っています。

SAP認定コンサルタントとクラウドスペシャリストが連携し、お客様のニーズに最適なソリューションを提案。要件定義から導入・テスト・移行、そして運用保守まで、プロジェクト全体をトータルでサポートします。

多様な業種のお客様のSAP基幹システムのクラウド移行やモダナイゼーションを成功に導いてきた経験を活かし、お客様のビジネス課題を深く理解した上で、DXの基盤構築から付加価値の高いソリューション提案まで実現します。高度なSAP技術力とビジネス成功へのコミットメントを兼ね備えたBeeXは、お客様にとっての最適なSAP環境を支えるパートナーです。

選ばれる理由

S/4 HANA導入事例:日本国土開発様

日本国土開発様

国土のソリューションカンパニーとして、さまざまな社会課題の解決のため、環境に配慮したソリ ューションを顧客にとって魅力的なかたちで提供することを目指し、「挑戦と創造」を続けている日本国土開発

同社は株式上場に向けた動きの一環として、基幹システムを刷新し、2018年よりアマゾン ウェブ サービス(AWS)上にSAP S/4HANAを導入するプロジェクトを開始しました。

途中、運用体制の確立に向けた計画に課題が発生するも、新たなパートナーとしてBeeXを指名安定した基盤と運用の最適化を実現しSAP S/4HANAを稼働させ、決算早期化や経営管理高度化などを実現しています。

※詳細はこちら → 日本国土開発様事例

様々な業界のお客様のプロジェクトをご支援しています

RISE with SAPに精通したエキスパートが
お客様のイノベーションを支援します

SAPシステムや基幹システムのクラウド移行・構築・保守、
DXに関してお気軽にご相談ください

03-6260-6240 (受付時間 平日9:30〜18:00)