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INTERVIEW

社長・先輩社員インタビュー

Interview01

基幹システムクラウド化の先駆企業で、新たな技術に挑戦しつつ、お客様と社会の課題を解決するエンジニアへ

世界に先駆けて、基幹システムをクラウド化

BeeXは、SAPを含めた基幹システムのクラウド移行やクラウド構築に強みを持つ、クラウドインテグレーターです。

会社を設立したきっかけは、私自身がSAPビジネスでキャリアを積んできたこと。かつて、大規模なUNIXサーバでしか動作しなかったSAPシステムは、やがて、WindowsなどのIAサーバでも作動するようになり、次第に仮想サーバでも利用できるように。プリセールスエンジニアだった私は、これらの劇的な「ゲームチェンジ」をいち早くキャッチし、お客様のもとに最先端のSAP基盤を届けることを使命としてきました。

そして迎えた次のゲームチェンジが、クラウドサービスの登場でした。クラウドは、スケールアップやスケールダウンがしやすく、直ぐに利用が可能なため、新たなシステムが必要になったときにスモールスタートで直ぐにシステムを構築できるのが特徴。それらのメリットを生かし、キャンペーンサイトや、季節商戦が勝負のEC、イベントの多いゲームなどで利用され始めました。とはいえ、さすがにSAPのような大規模システムにクラウドを適用することは一般的ではなく、世界的にみても前例がないことなどを理由に多くの企業が参入をためらっていました。

クラウドを企業の基幹システムとして活用すれば、企業の変革のスピードをあげることができると確信していた私は、クラウドを活用したSAPの基盤構築に着手すべく、BeeXを立ち上げたのです。当時としては、日本のみならず世界をもリードする試みで、我ながら「攻めているな」と感じましたね。

組織に新しい風を吹き込み、次のゲームチェンジに挑む

今回、SAP とクラウドのテクニカルコンサルタントを中心に、新卒採用を始めることになりました。

テクニカルコンサルタントとは、SAP等の企業の基幹システムのインフラや企業の変革を推進する様々なクラウドサービスのアーキテクチャデザイン、並びに構築を実施するコンサルタント/エンジニアの事です。SAPを導入する際は、企業のビジネス変革を支援するコンサルタントが活躍しますが、同時に、事業運営には欠かせないインフラシステムをデザインするテクニカルコンサルタント/エンジニアの力も必要になります。特に、クラウドの特性を活かし利活用を推進する、セキュリティ/ガバナンスを強化するといった点がテクニカルコンサルタントの大きな使命です。つまり、テクニカルコンサルタントは、企業を変革するための土台作りを行う役割を担っているのです。また、BeeXにとっては、SAP関連サービスという中心事業を担う大切な職種といえるでしょう。

このように、重要度の高いポジションでなぜ新卒採用を始めることにしたのか。それは、組織に「新しい風」を取り入れたいと考えたからです。これまで私は、SAPビジネスを中心に数々のゲームチェンジを経験し、いち早くその変化を生かそうとしてきましたし、他の社員たちも同様です。とはいえ、これからもゲームチェンジは絶え間なく起こり続けるはずで、その変化を着実に吸収して活用するには、既存のやり方に固執せず、固定観念を持たずに考えられる若手の人材が必要だと感じたのです。

そこで、ここ数年はエンジニア歴の浅い20代の中途採用を進め、育成体制を強化してきました。こういった経験から、「新卒の方でも成長できる環境」が整ってきたと感じています。

安心して挑戦できる、ベンチャー気質の上場企業

BeeXは、いろいろなチャレンジがしやすい会社だと自負しています。前例が少ない最先端技術でも、お客様に喜んでもらうためなら、リスクヘッジできる方法を考えつつ積極的に活用。そうしていち早く新しい技術に挑戦し、実績とノウハウを積み重ねてきました。その意味では、ベンチャー気質を持った組織といえます。

一方、上場しており、多くの大手企業と取引がある点もポイント。安定した経営環境下で、規模の大きいプロジェクトに携われるため、エンジニアとしてスキルアップする機会もたくさん得られるでしょう。

また、オンライン講座やクラウド検証環境も自由に利用できるので、知識や経験に自信がない方でも、意欲さえあれば自分で勉強して技術を身につけられます。困ったことや相談ごとがあれば、所属部署の上長と別部署の先輩がメンターとしてサポートしますから、初めての技術や業務にも安心して取り組んでください。

いざとなったら、私も相談相手になります。実際、社員たちとの距離感は近く、関係性もフランクです。おそらく、私自身が代表取締役になった後も、エンジニアとしての性分を忘れていないからでしょう。お客様に喜んでもらうサービスを提供するためには、お客様の課題を知らなければならない。そういう思いで業務にあたっているため、私自身もできるだけお客様とのミーティングに参加し、現場の感覚を失わないようにしています。

テクノロジーに誇りを持ち、お客様と社会に貢献して欲しい

ITには、社会課題を解決するための力がある。そう信じて、私はここまで事業を続けてきました。

これまでのITは、どちらかというと主に経済を成長させていくための道具として活用されるものだったといえるでしょう。しかし今後は、労働人口の減少への対応など、社会課題を解決する役目が大きくなってきます。特に、クラウドは、社会の回復力を上げるための欠かせない技術。地理的な問題でシステム障害が起きたとしても、クラウドによって復旧スピードを早められれば、社会的な損害を最小限に抑えることができます。

正直なところ、私たちは戦略コンサルタントではないので、直接、お客様の経営レベルの改革を支援することはありません。それでも、私たちのような企業や社会のインフラを支えているものがいるからこそ、お客様はビジネスを推進・変革することができるのであり、私たちのサービスがあるからこそ、より良い社会を作っていけるのも事実。テクノロジーの力を信じ、それに誇りを持ちながら、お客様と社会のために、リスクを恐れずチャレンジできる人に入社してもらいたいと思っています。

新たな感性を持ったメンバーが加わることによって、会社にどのような化学変化が起きるか、今から楽しみにしています。

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